23:59:48 に送付した。
今回は、追加案と頻度の突き合わせをしたらコメントを考える時間が殆ど残らなくなってしまった。
OOo Calc ファイルを置いておく。あと 1 週間早く作っていれば、コメントを出したい人の参考になっただろうに、残念である。
ちょっとここのところ疲れがきつかったのでここには書いていなかったのだが、最近の作業について。
もう半月も前のことだが、独立行政法人 情報処理推進機構 (IPA) が公募で権利を得たフォントが、国際化(i18n)版 GRASS にバンドルされた形で公開されたのは非常に喜ばしいことである。さざなみフォントはその実用面での役割をほとんど終えたわけで、今後の開発は文字合成アルゴリズムを改良するための試行錯誤に重点を置くことになるだろう。
IPA フォントのアウトラインは、通常の事務的な用途に関しては満足のいく品質である。これ以上の美しさは個人の趣味の領域に属する物だから、こだわりたいならフォントベンダの出している製品から自分の好みに合った物を選んで購入するべきだ。
とりあえず、OpenOffice.org Writer などの WYSIWYG な用途で用いるには、ビットマップフォントが明朝・ゴシックで共通なのは困る。この一点だけは直したいと思っているが、それ以上の修正を積極的に行いたくはない。自分自身のプロジェクトに力を注いだ方が楽しいし、無料の選択肢と商用製品を使う選択肢との住み分けを考えるとあまり望ましいことではないと思うからだ。字種拡大だのアウトラインを変形するフィルタ処理だの、技術的にはいくらでも作業の余地があるのだが、まったく気乗りしない。
現状の再配布条件では、国際化版 GRASS のフォント差し替え版を配布するか、GRASS Japan サイトの運営者にフォントのメンテナンスをお願いするかのどちらかしかない。といっても、べつにフォントの開発がやりたくて IPA フォントを配布しているわけじゃないんだし、そんなことをお願いされてもはた迷惑なだけだろう。
…てな事を考えているのだが、いっこうに作業が進んでおらず、そんな心配をするだけ無駄だというのが現状である。明朝の仮名の 16 ドットビットマップだけは作ってみたので、進捗報告としてスクリーンショットを貼っておく。
現在手をつけているのが、さざなみフォントの CID 化。前節に書いた複数の理由で、IPA フォントを使って作る予定は無い。
1 週間ほど前にリクエストがあって作業を開始した。その前の週は上のビットマップ作成、それ以前はビットマップからのトレースによる字形の改良。近日中に、作業成果を cvs 上に乗せる予定。
nabesin さんのThe Cubic Web Siteが 7 月 31 日をもって終了。4 日前にアクセスした時に知っていたが、ここに書くのは閉鎖後になってしまった。「活字書体のナショナリティ」をはじめ、非常に啓発される記事が多かった。ちゃんとした書体で TeX を使う試みなど、類例を見ない内容が豊富だった。
また、漣 (さざなみ)という名前を提案してくださったことも忘れられない。ありがとうございました。