(X11 を中心とした)フリーの日本語ビットマップフォント一覧

2006/1/2 最終更新

X11 で使用できるフォント一覧については、 「X Window Systemと日本語フォント」 が詳しい (現在アクセスできません) のですが、最近新たにデザインされたビットマップフォントが増えていますので、筆者が知る最新状況を述べてみることにしました。

ここでいう「フリー」とは、個人による入手・私的使用が無償ででき、利用者の制限を行なっていない ということを一応の基準としています (ただし、商用製品の試用版は本リストの対象外です)。再配布やフォントパターンの改変・フォーマット変換などに関して制限のある物がありますので、個々の配布物を見てご確認ください。

単に表にして入手先を並べるだけではなく、各フォントについて、その来歴などを延べようと思いますが、なかなか手が空きません。 最新の情報に追い付いていない所もあります。具体的な指摘をいただければ、早く直せると思います。

JIS X 0208 JIS X 0212 JIS X 0213
明朝系 ゴシック系 その他
7ドット 美咲明朝 美咲フォント
8ドット 恵梨沙フォント(としちゃん版) S8フォント
10×8ドット 恵梨沙フォント(いしじま版)
10ドット ナガみん10 ナガ10 ナガまる10
10×11ドット M+ 日本語ビットマップフォント (mplus_j10r)
12×10ドット k12x10
12ドット 要町フォント 要町フォント「へた字7」化パッチ K12-2000
要町フォント-改(現在リンク切れ。Web Archive のミラー) Sフォント 蕨12
東雲12ドットフォント
モナーフォント (12ドット) SSフォント
東雲 UI ゴシック(12ドット)
太明朝体「道玄坂12」 細ゴシック体「小伝馬町12」
細明朝体「神楽坂12」 細ゴシック体「小伝馬町12(小がな)」
細ゴシック体「小伝馬町12(幾何学的カタカナ)」
12×13ドット M+ 日本語ビットマップフォント (mplus_j12r)
16×11ドット 赤城フォント(X版はリンク切れ。Web Archive のミラーはこちら)
14ドット k14 ゴシックライクk14 (リンク切れ。以下にミラー) maru14 K14-2000
JIS90追加版k14 (リンク切れ。Web Archive のミラー) 東雲 14 ドットゴシック(旧称 k14goth) k14「へた字7」化パッチ 大岩版新JISドラフトフォント
旧字k14(光来版)(リンク切れ) 東雲 UI ゴシック (14ドット)
16ドット 下駄履き版k14 jiskan16 maru16 jisksp16 jiskan16-2004
安岡修訂版('78, '83, '90) ゴカール体仮名フォント min-1-16(和田研フォント) jiskan16-2000
安岡旧字版 '97 へた字16ドット for X 大岩版新JISドラフトフォント
東雲16ドットフォント
milk16 + 東雲
旧字jiskan16(光来版)(リンク切れ)
モナーフォント (16ドット)
太明朝体「道玄坂16」 細ゴシック体「小伝馬町16」 教科書体「人形町16」
細明朝体「神楽坂16」 細ゴシック体「小伝馬町16」(幾何学的カタカナ) 隷書体「八丁堀16」
丸ゴシック体「秋葉原16」 ファンテール「兜町16」
出水ゴシック
18ドット Ayu 18 ドット明朝 Ayu 18 ドットゴシック maru18
下駄履き版jiskan16
20ドット Kappa 20dot fonts Ayu 20ドット ゴシック
24ドット jiskan24 (芦屋font)dviout用 min-1-24(和田研フォント) 大岩版新JISドラフトフォント
中明朝体「日比谷24」 jiskan24-2000
26ドット 下駄履き版jiskan24
32ドット 中明朝体「日比谷32」 (川崎font)dviout用
48ドット (YAFF48)dviout用

上の表に入れていない物は、以下の物があります。

Mosaic-L10Nで漢字ボールドフォントを!
jiskan16 を 1 ドットずらして OR を取ったボールドフォント。フォントファイルやスクリプトへのリンクが切れているし、最近は mkbold で作るのが普通なので。

各フォントの解題・補足情報

k14について

「ゴシックライクK14フォント」は、古川泰之さんによる同名のフォント (東雲ゴシック 14 ドットの原型) とは別の物です。現在配布元はリンク切れですが、Web Archive に、ミラーがありますのでそちらからダウンロード可能です。

k14の暫定パッチを作製しました(2000/9/14)。

いわゆる「渡邊フォント」について

量が多くなったので、別文書にまとめました。まだ半分くらいしか書き終わっていません。

(2003-06-18 追記) このフォントが商用フォントを盗用したものであることが判明しましたので、リンクを削除しました。

今後の追加予定

入手困難な物に対するミラーの提供

アウトラインフォントに関しても、東風明朝Efont SerifKandata 補完計画のような改変自由な物を作る試みを積極的に紹介したい。

より字種の豊富なフォント (私が編集・補完している fontview12 はその一つの試み) についても。

参考リンク

書体関連 Wiki
このページの守備範囲外であるアウトラインフォントの情報は。フリーな書体メモと、ボツだけど使えるフォント の情報が参考になるでしょう。その他各種の情報が集積されている、フリーな日本語書体に関して調べる時に役立つ Wiki です。
電子書体オープンラボ
その他有益な情報源になるMLを、私の自己紹介記事で挙げましたので、そちらも参照してください。あと、X-TT ML国境を超えるテキスト ML, JIS X 0213 ML も紹介するべきだったな…。
PCFフォーマットについて
pcf2bdf, hxfonts の作者の多賀奈由太さんによる解説。この PDF ファイルの 6 ページの図にある`rightsidebearing' という言葉の (X のソースで使われている) 用法は、通常の定義とは異なるので注意すること。通常の定義は、FreeType Glyph Conventions の和訳を参照のこと。
FontForge のマニュアルの中にも、解説があります。日本語訳はこちら
Bitmap Distribution Format の翻訳
X Japanese Documentation Projectでもまだ翻訳されてないみたいですね。しょうがない、やりますか (誰かやるってんなら連絡ください。喜んでお任せします)。ちなみに、上のリンクはバージョン 2.2 で、1993 年 3 月 22 日発行のものの PDF 版 (Adobe の Technotes から)。X11R6.4 に含まれている文書は、バージョン 2.1 (ftp.X.org より)。なんとこの文書の © は 1988 年である。SUN からの国際化コードのコントリビューションなどで、X のレンダリング環境も急速に進展することが期待されるが、それにしても 12 年も前の仕様書がそのまま有効だというのはいかにも古い。
私のブックマーク
フォント・文字関連についてはこのリンクの先を全部読めばそれなりの知識が身につくと思います。
UNIX/X-Windowで使う「ぱうフォント」
恵梨沙フォントの X 移植版の作者でもあるいしじま☆だいさんが、自作の$fontx フォント関連ツール使って、「ぱうフォント」を BDF に変換する方法を詳しく解説されています。

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